VR考察ノート

VRについての考察を書いていきます。フルダイブ型VRに向けてどのような改良を行うべきか、現在のVRの課題点等々を考察して行きます。

VR考察ノートNo.2(フルダイブ型VRについて#2)

今のゲームとは2次元という枠組の中で遊ぶ、これが今の技術でなし得るものです。例えばPSP3DSなどなど身近にあるものは全て映像の中のものを見て、操作して遊ぶのが現代のものです。
ですが、これをお読みになっているみなさんの中には3次元をそのままゲームとして遊ぶことは出来ないのか?と考える人がいるのではないでしょうか?
このノートでは今の技術とこれから開発されるであろう技術の比較をするつもりでいます。
前の(フルダイブ型VRについて#2)というノートでも詳しく書いた事も含めてお話する予定です。

 

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今の最新技術といえば東京ゲームショウでもやっていた、PS4に接続して遊べる最新技術のVRがあります。上の写真のようなもので目にかぶせる感じで中に映像が反映され360度ゲームの世界に視覚が反映されます。ですが体がゲームの中に反映されるということはまだ出来ていません。つまり今の技術では、視覚をゲームに反映するのが限界ということです。
ですが、そのうち出る技術によって、体を反映させることも可能になるかもしれません。

 

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上の写真のような、ヘルメット形状のもので頭を覆うように作られたものが、そのうち出るであろうと思われる最新技術(SAOのナーヴギアを今回は例として出しています。)です。この技術は20以上先に出るかもしれないと言われている技術です。これは脳で考えた事をこの機械が読み取りそれをゲームに反映させるということです。
簡単に言うと、脳での信号→機械→ゲーム
例えば、右腕を動かすという脳での信号→機械で右腕を動かすという脳の信号を解読→ゲームないで右腕を動かすという形で反映
ということです。つまり脊髄に行く前に信号を回収しているので、体は動かずゲーム内で動くことが可能になります。これだけでゲームが凄く楽しくなりそうです。現存しているのものもすごく楽しいですが、想像しただけでワクワクしてきます。

 

では、何故現段階の技術では開発することが出来ないのか?

それについては、今の技術で出来ない理由として東京ゲームショウの視覚を反映出来る機械があると書いたものに視覚を反映するのが限界とありますが、そこから触れていきます。

例えばですが歩くという行動は脳からの信号で行われています。ですが歩くという行為には右足を前に動かす、左足を前に動かすという行為を繰り返すことによってできます。ですが左足を動かすのと右足を動かすには途中の信号が違うのがわかります。何故かというと、左足を動かすと右足を動かすという信号が同じものの場合、どっちが動いてもおかしくありません。
なので右足を動かす信号=左足を動かす信号
ということになると大変歩きづらいですよね。
なので違う信号が送られていることがわかります。
それを足以外に腕もそうですし、他にも脳の中で同時に色々な事が起こります。それをそれぞれ解読させるには多大の量の容量の機械が必要になります。
これは今の技術では作ることは出来ないのです。
脳の動きも歩く行動という話でしましたが、複雑過ぎてあまりわかっていません。このことから、作れないのです。

 

では脳の信号を解読するのは難しいと書きましたが、ではなぜ視覚はできた?という疑問には簡単に答えがあります。「目の網膜に映像を送り込む」これだけで終わるからです。

もし、未来のあの技術が本当に現実化したら、プレイヤーを自分が動かす時代から、自分がプレイヤーとなる時代に変わるかもしれませんね。

 

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(2016年作成したものの為、若干の知識量の差や、現在は解明した点などがあるかもしれません。そのうち直す予定なので、ご理解宜しく御願い致します。)